岐阜への帰省の途中、松本駅で途中下車してぶらりとしてきました。
松本には行ってみたかった雑貨や食器のお店が何件かあったので、
今回は長野まわりで帰ることにしました。
何件も見て回ったんですが、本当に私がいいと思ったお店を2件だけを紹介したいと思います。
10月の3連休初日、新宿からのスーパーあずさはほぼ満席でした。
(1週間前に切符を買いに行ったら、朝のスーパーあずさ2本はすでに満席でした。)
甲府でたくさんの人が降りていましたが、みなさんブドウ狩りでしょうか。
さて、秋は新蕎麦の季節です。というわけで、雑貨、食器の前にまずはお蕎麦屋さんへ。
女鳥羽そば ~三重ねそば~
事前に調べてあったお蕎麦屋さんへ。
店内は座敷が4席、テーブルが6席ほどでしょうか。
こじんまりしていますが、川沿いの雰囲気のいいお店でした。
店に入ろうとすると、店の前で煙草を吸っていたおじさんが話しかけてきました。
「ここって有名なの?」
私たちも初めてなんです。でもネットでは評判よかったですよ、というと、
「今日は松本城で蕎麦祭りやってるけど、そんなんで蕎麦食べないで
ここの店で食べろってすすめられたんだよ」とのこと。
期待大です。
おすすめは三重ねそばということで、それを注文。
1枚目はざる、2枚目はとろろ、3枚目は抹茶がかかっています。
さっそく1枚目からいただきます。
しっかりした麺で、とても香りがよかったです。
2枚目はとろろがのっています。私的にはこれが一番好きでした。
強い粘りのとろろがそばにまとわりついていて、
とろろごと、でゅるでゅる~といただきました。
3枚目は抹茶が振りかけてあります。とても珍しいですよね。
私も初めての味でした。思った以上に抹茶が存在を主張してきました。
少し粉っぽさを感じましたが、3枚目にこの変わり種は面白いな、と思いました。
3枚食べ終わると結構お腹いっぱいになりました。
お蕎麦屋さん選びは成功したようです。
女鳥羽そば 営業時間 11:00~19:00頃 水曜、第3火曜定休
松本の雑貨、食器やさん その1 GLAIN NOTE
このお店のオーナーの作る家具と、地元の作家さんの食器や、小物などを取り扱っているこのお店。
まず初めに目についたのは、入り口付近に置かれた子ども用の椅子でした。
曲線がものすごく美しくてかわいい!
触り心地もよく、インテリアとしてもとても素敵だと思います。
息子に買いたかったけれど、今回は断念。
もちろん大人用の椅子も素敵でしたよ。
食器類は種類も豊富、値段もお手頃のものが多く、
全体的にセンスの良さを感じました。
比較的シンプルなものがおおくて、普段使いにぴったりという感じです。
たくさんの豆皿があって目移りしてしまいました。
GRAIN NOTE 営業時間 10:00~18:00 水曜定休 長野県松本市中央3-5-5
ちきりや工芸店
ショーウインドウにかかれた”ちきりや”の文字がなんともかわいらしいこちらのお店。
お店の戸を開ける「からんからん」と可愛らしいベルの音が。
ここは本当にいいです。
日本全国の陶器を扱っているようです。
今回まわったお店にはキャラリーをかねているようなスマートなとお店もありましたが、
ここは、店内いっぱい、所せましと食器が並べられていました。というか重なり合って置かれていました。
店内はそんなに大きなお店ではないのにお客さんがひっきりなしに入ってきていました。
店番はおばあさんがひとりにこにことお客さんを見ていました。
食器のこともなんでも質問できそうです。
陶器が多かったですが、隣のスペースにガラス製品も。
これは琉球グラスでした。外からさす太陽の光できらきらと輝いていました。
私、個人としては陶器のお皿類がすごくよくてどれも欲しくなってしまいました。
種類も豊富なんですが、どれも本当に大切にオーナーさんが選んで探して
この店に並べられているんだろうな、というのを強く感じました。
どれを買っても間違いない、という感じです。
私にとっては、この店の中でウロウロしている時間は至福の時でした。
ちきりや工芸店 営業時間 10:00~18:00 水曜定休 長野県松本市中央3丁目4−18
既に生産されていない北欧のヴィンテージ食器。見つけた時が買い時かもしれません。
フィンランドやスウェーデンで見つけたヴィンテージ食器を販売しています。
新しい食器でわくわくする毎日を。